
Vビーム(Vbeam)とは?肌の赤みに働くレーザー
Vビーム(Vbeam)は、赤ら顔・ニキビ跡の赤み・小鼻まわりの毛細血管の広がりなど、顔の赤みの治療に使う医療用の色素レーザーです。
シミ取りなどの一般的なレーザーは黒い色(メラニン)に反応しますが、Vビームは赤い色(ヘモグロビン)に反応します。そのため、赤みの原因になっている広がった毛細血管に熱を届け、赤ら顔やニキビ跡の赤みの改善が期待できます。
当院のVビームは、照射時間を細かく変えて赤みの種類に合わせられ、冷却ガスで肌を冷やしながら照射するので痛みも和らげられるのが特徴です。
また、顔への照射の際は、紫斑が極力出ない強さで調整し、肌の状態を見ながら照射しております。
こんなお悩みありませんか?
- ✅ 緊張するとすぐに顔が赤くなる
- ✅ ニキビは治ったのに、赤い跡だけ消えない
- ✅ 小鼻の周りの血管が浮いて見える
- ✅ 市販薬やスキンケアでは赤みが引かない
その赤みには、血液の赤い色に反応する色素レーザー「Vビーム」での治療という選択肢があります。赤みの原因となる血管に働きかけ、周りの肌へのダメージを抑えるように設計されたレーザーです。
Vビームで治療できる赤みは?
Vビームで治療する主な赤みは、次の3つです。
①ニキビ跡の長く続く赤み

②鼻横の毛細血管拡張

③頬の赤み・赤ら顔

このほか、傷あとの赤みにもVビームを使っています(料金は「Vビームの料金」の「傷あと」の欄をご覧ください)。ご自身の赤みがどれにあたるか分からなくても大丈夫です。どの治療が合うかは、診察で医師が判断します。
Vビームは保険適用になる?
Vビームなどのパルス色素レーザーに保険が使えるのは、国のルール(診療報酬点数表)で決められた一部の病気に限られます。赤ら顔(酒さ)やニキビ跡の赤みへのVビームは、保険の対象外です。鼻の周りや頬などの部分的な毛細血管の広がりも、現在は保険の審査で認められていないため、自由診療でご案内しています。
赤ら顔が酒さと診断された場合は、まず保険診療の塗り薬や飲み薬で治療し、残った赤みにVビームを組み合わせることもあります。
遺伝性・全身性の毛細血管拡張症など、保険の対象となる病気と診断された場合は、渋谷スクランブル皮膚科でも保険でVビームを照射します。なお、生まれつきの赤あざ(単純性血管腫・苺状血管腫)は、当院では治療を行っておらず、適切な医療機関をご紹介しています。
一方で、自由診療のVビームは、2週間に1回を目安に、赤みの状態に合わせて照射の間隔や範囲を決めて治療を進められるのがメリットです。料金は「Vビームの料金」をご覧ください。保険が使える病気と自由診療との違いは、コラム「Vビームは保険適用?対象の病気と自費との違い」でくわしく解説しています。
VフェイシャルとVビームの違いは?
選べる2つの治療プラン
Vフェイシャル
(ナース施術)
顔全体をおだやかに / ダウンタイムが少ない
出力をおだやかに調整し、顔全体の赤みの改善を目指します。お仕事帰りにも受けやすいプランです。
「まずは試してみたい」方に。
全顔 初回 10,000円
(2回目以降 15,000円/回)
Vビーム
(ドクター施術)
医師による施術 / 部位を選んで照射
医師が肌の状態を見極め、Vフェイシャルより出力を上げて照射します。頑固な赤みや血管拡張を、しっかり治療したい方に。
※照射後2−3日赤みと浮腫みが出る場合があります。
全顔 1回 30,000円 頬&顎 1回 20,000円 頬 1回 15,000円 鼻 1回 12,000円
Vビームは誰が診察して、誰が照射する?
渋谷スクランブル皮膚科には、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医が4名在籍しています。Vビームを受ける前には、まず医師が赤みを診察します。同じように見える赤みでも、酒さ、ニキビ跡、毛細血管の広がり、湿疹など原因はさまざまで、原因によって合う治療が変わります。そのため、患者様の赤みの原因をしっかり見極めたうえで、適切な治療をご提案しています。
ドクター施術のVビームは、医師が照射します。看護師が照射するVフェイシャルも、照射する範囲と強さは診察した医師が決めています。治療の途中でも、赤みの変化に合わせて強さや範囲を見直します。
医師の経歴や資格は「医師紹介」をご覧ください。
Vビームの実績と症例(当院での治療例)
渋谷スクランブル皮膚科のVビーム治療は、直近1年で4,500件超の照射実績があります(集計期間:2025年9月1日〜2026年8月31日)。
症例写真は、当院で治療を受けた方の一例です。効果や必要な回数には個人差があります。
症例1(ニキビ跡の赤み)

・Vビーム(頬・ドクター照射)7回 15,000円/回
【副作用・リスク】照射後に赤みや浮腫みが3-4日生じることがあります。
【併用治療】イソトレチノイン内服(国内未承認医薬品) 30日分 13,000〜22,000円(用量により異なる)
【イソトレチノインの副作用・リスク】皮膚や粘膜の乾燥、肝障害、高脂血症、催奇形性(妊娠中・妊娠の可能性がある方は内服不可)等
症例2(頬の赤み改善)

・Vビーム(頬・ドクター照射)2回 15,000円/回
【副作用・リスク】照射後に赤みや浮腫みが3-4日生じることがあります。
【併用治療】ルメッカ(IPL光治療)2回 1回25,000円(初回15,000円)
【ルメッカの副作用・リスク】照射時の痛み、照射後の一時的な赤み、まれに色素沈着が生じることがあります。
症例3(鼻頬の赤み改善)

・Vビーム(2パーツ・ドクター照射)7回 20,000円/回
【副作用・リスク】照射後に赤みや浮腫みが3-4日生じることがあります。
症例4(頬顎の赤み改善)

・Vビーム(2パーツ・ドクター照射)9回 20,000円/回
【副作用・リスク】照射後に赤みや浮腫みが3-4日生じることがあります。
症例5(ニキビ痕と鼻周りの赤み改善)

・Vビーム(2パーツ・ドクター照射)4回 20,000円/回
【副作用・リスク】照射後に赤みや浮腫みが3-4日生じることがあります。
症例6(顔全体の赤み改善)

・Vビーム(全顔・ドクター照射)9回 30,000円/回
【副作用・リスク】照射後に赤みや浮腫みが3-4日生じることがあります。
症例7(ニキビ跡改善)

・Vビーム(両頬・ドクター照射)14回 15,000円/回 / イソトレ内服治療(ビタミンA誘導体製剤) 8ヶ月 30mg 17,000円/月
【副作用・リスク】Vビーム:照射後に赤みや浮腫みが3-4日生じることがあります/イソトレ内服治療(ビタミンA誘導体製剤):皮膚や粘膜の乾燥、肝障害、高脂血症、催奇形性(妊娠中・妊娠の可能性がある方は内服不可)等
症例8(酒さによる赤み改善)

・Vビーム(2パーツ・ドクター照射)6回 20,000円/回
【副作用・リスク】Vビーム:照射後に赤みや浮腫みが3-4日生じることがあります
症例9(Vフェイシャルによるニキビ跡の赤み改善)

・Vフェイシャル(頬・顎)4回 2パーツ 10,000円/回
【副作用・リスク】赤み・浮腫・内出血
※イソトレチノインは国内未承認医薬品です。当院医師の判断で個人輸入しており、同一成分の国内承認薬はありません(米国FDA等では承認されています)。重い副作用が起きた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
Vビームの料金
赤みの状態やご希望に合わせて、照射の強さと範囲を選べます。
看護師が照射するVフェイシャルと、医師が照射するVビームの2つのプランがあります。
Vフェイシャル(ナース施術)
特徴:おだやかに、少しずつ改善させたい方。顔全体の赤みや、ニキビでの赤みが気になる方におすすめです。
治療間隔:2週間に1度
| ナース施術(Vフェイシャル) | 価格 |
| Vフェイシャル(全顔) 初回 | 10,000円 |
| Vフェイシャル(全顔) 1回 | 15,000円 |
| Vフェイシャル(全顔) 3回コース | 36,000円 (1回当たり12,000円) |
| Vフェイシャル(下記から2パーツ選択) 鼻/両頬/おでこ/あご | 10,000円 |
| Vフェイシャル(2パーツ選択) 3回コース | 24,000円 (1回あたり8,000円) |
| ★ニキビ跡への追加ショット 1ショット | 1,000円 |
Vビーム(ドクター施術)
特徴:医師が肌の状態を見極めて照射します。しっかりと赤みを治療したい方に。
治療間隔:2週間に1度
| ドクター施術 | 価格 |
| 全顔 1回 | 30,000円 |
| 鼻(鼻まわり含む) 1回 | 12,000円 |
| 頬/下顎/前額部より1パーツ選択 | 15,000円 |
| 鼻/頬/下顎/前額部より2パーツ選択 | 20,000円 |
| 傷あと(〜3cm以内) ※3cm超は3cm毎に追加。例)4cm=22,000円/7cm=33,000円 | 11,000円 |
※上記はVビーム(ドクター施術)・Vフェイシャル(ナース施術)を自由診療で受ける場合の料金です(税込・2026年9月時点)。診察と同日に施術を受けられる場合、初診料・再診料はかかりません。保険の対象となる病気で保険診療として照射する場合は、保険の自己負担額となります。
Vビームの症例写真(当院インスタグラム)

【施術内容】Vビーム5回(1パーツ)
【費用】15,000円×5回
【副作用・リスク】痛み、赤み、むくみ、内出血

【施術内容】Vビーム9回(2パーツ)、イソトレチノイン20mg 6か月内服(国内未承認医薬品)
【費用】Vビーム20,000円×9回、イソトレチノイン20mg 13,000円/月×6か月
【副作用・リスク】Vビーム:痛み、赤み、むくみ、内出血/イソトレチノイン:乾燥、肝障害、高脂血症、催奇形性など

【施術内容】Vビーム10回(全顔)
【費用】30,000円×10回
【副作用・リスク】痛み、赤み、むくみ、内出血

【施術内容】Vビーム7回(両頬)
【費用】15,000円×7回
【副作用・リスク】痛み、赤み、むくみ、内出血
Vビームの治療回数・間隔は?
治療の間隔は2週間に1回が目安です。まずは3回程度を一つの区切りとして、赤みの変化を診察で確認しながら、その後の回数をご相談します。しっかり治療したい方には、5〜10回を目安にご提案しています。
必要な回数は、赤みの種類や範囲、肌の状態によって変わります。診察で赤みの状態を確認し、Vフェイシャルと医師によるVビームのどちらで進めるかも含めて、治療計画をご提案します。治療の途中でプランを変えることもできます。
Vビームのよくある質問
Q1. 赤ら顔やニキビ跡は保険適用になりますか?
A. 赤ら顔(酒さ)やニキビ跡の赤みに対するVビームは、保険の対象外で自由診療となります(酒さと診断された場合、塗り薬など保険診療での治療もあります)。遺伝性・全身性の毛細血管拡張症など、保険の対象となる病気と診断された場合は、保険でVビームを照射します。
Q2. 施術後の「紫斑(内出血)」は出ますか?
A. 「ドクター施術」「ナース施術」どちらも、紫斑が出にくい強さに調整して照射します。強い出力で照射した場合などには紫斑が出ることがありますが、通常1〜2週間で薄くなり、消えていきます。
Q3. 痛みはありますか?
A. 輪ゴムでパチンと弾かれたような痛みがあります。当院のVビームには冷却ガス機能があり、肌を冷やしながら照射することで痛みを軽減しています。大人の方は通常、麻酔なしで照射しています。
Q4. 何回くらい受ければ効果が出ますか?
A. 約2週間に1回の間隔で、まずは3回程度を一つの区切りとして、赤みの変化を診察で確認しながらその後の回数をご相談します。しっかり治療したい方には、5〜10回を目安にご提案しています。
Q5. 施術当日のメイクや入浴は可能ですか?
A. はい、可能です。施術直後からメイクをしてお帰りいただけます。入浴も当日から可能ですが、血行が良くなりすぎると赤みが増すことがあるため、長風呂は避けてシャワー程度にすることをおすすめしています。
Q6. 赤いニキビができている状態でも照射できますか?
A. 炎症の程度によっては照射できる場合があります。ニキビの炎症による赤みを目立ちにくくする目的で照射することもあります。照射できるかどうかは、診察で医師が肌の状態を確認して判断します。
Q7. 初診の日にそのままVビームを受けられますか?
A. はい、予約の空きがあれば、診察を受けたその日に照射できます。自由診療のVビームを診察と同じ日に受ける場合、初診料・再診料はかかりません。肌の状態によっては、医師の判断で別の日の照射をご提案することもあります。
Vビーム・赤み治療に関するコラム
Vビームと顔の赤みの治療について、当院の医師が解説したコラムや動画をまとめました。
Vビームの施術の流れ
どのような赤みでお困りか話を伺い、レーザー治療が適しているかどうか診察いたします。
当日に施術を希望の場合には、空きがあれば施術可能です。
パウダールームで洗顔を行なっていただきます。
Vビームには強力な冷却機能があるため、大人の場合麻酔は不要です。
お子様の場合は痛みを緩和するため、局所麻酔を行うことがあります。
患部にレーザーを照射します。
範囲によって異なりますが、おおよそ10~15分程度で終了します。
Vビーム照射後、炎症を抑えるクリームを外用します。
当日の入浴はお控えいただきますが、メイクや洗顔は当日より可能です。
ご準備できましたらそのままご帰宅ください。
Vビームのダウンタイム・施術後の過ごし方は?
看護師が照射するVフェイシャルは、ダウンタイムが少ないのが特徴です。医師が照射するVビームは、Vフェイシャルより出力を上げて照射するため、照射後しばらく赤みやむくみが出ることがあります。赤み・むくみ・内出血(紫斑)が引くまでの目安は、「Vビームの副作用・リスク」をご覧ください。
渋谷スクランブル皮膚科では、原則として紫斑が出にくい強さで照射していますが、部位や肌の状態によっては出ることがあります(Vビーム後の紫斑について)。
施術当日の過ごし方は、次のとおりです。
| 洗顔、メイク | 当日から可能ですが、肌への負担を軽減するためお控えいただくことを推奨しております。 |
|---|---|
| 飲酒 | 施術当日の飲酒はお控えください。 |
| シャワー | 当日から可能ですが、湯船に浸かるのはお控えください。 |
| 運動 | 施術当日の運動はお控えください。 |
| 日焼け | 再発や悪化を防ぐため、施術前後は日焼け止めや帽子などを使って紫外線対策を行ってください。 |
Vビームを受けられない方・医師と相談が必要な方
- 妊娠中または授乳中の方
- 肌に強い炎症や傷がある方(ニキビの赤みは診察で判断します)
- 日焼け直後の方
- 光過敏症の方
Vビームの副作用・リスク
- 痛み:照射時に輪ゴムで弾かれるような痛みがあります。
- 赤み:照射部位の一部に、赤みが生じます。3日程でうすくなります。
- 浮腫:照射部位に一致して、むくみや軽度の盛り上がりが生じます。2日程で消えます。
- 内出血:照射部位の一部に紫色の内出血の跡が生じた場合、2週間程で消えます。



