【コラム】Vビームでの赤み治療が人気〜保険適応についてや、痛み・内出血(紫斑)について〜【コラム】Vビームでの赤み治療が人気〜渋谷スクランブル皮膚科のドクターと新人ナースが語る〜
皆様に当院でのVビーム赤み治療をわかりやすく説明するコラムを作成しました。
ドクターとナースの会話形式で、読みやすい内容に仕上げております。
【コラム】Vビームでの赤み治療が人気〜保険適応についてや、痛み・内出血(紫斑)について〜
登場人物
ドクター
渋谷スクランブル皮膚科のドクター。海外の新しい治療法に常にアンテナを張っている。マイペースな性格。皮膚科専門医。
新人ナース
今年からドクターのクリニックで働き始めたフレッシュなナース。患者さんに喜んでもらいたいけれど、まだまだ疑問が多い。
ドクター、皮膚科ではVビームでの赤み治療が人気ですけれど、これは保険で治療ができるんですか?
いい質問だね。Vビームは赤み治療にとても有効なレーザーだけど、全ての症状が保険適用なわけではないよ。
ではどんな場合に保険が効くんですか?患者さんから聞かれたとき、うまく答えられなくて…
保険が効くのは、いわゆる『疾患』として認められる場合だね。具体的には、単純性血管腫とか苺状血管腫などの血管腫、あとは毛細血管拡張症などが保険適用範囲に入るよ。鼻の周りや頬に毛細血管が目立つ部分があれば保険診療で治療が可能なことが多いよ。逆に、美容目的の赤ら顔治療は保険外になるんだ。
なるほどですね。保険適用の赤みと美容目的の赤みの治療って、自分がどちらなのか患者さんはわかりにくいですよね。
その通り!なので判断には診察が必要だし、患者さんにわかりやすく説明することが大事だよ。ちなみに、保険診療だと費用は比較的抑えられるけど、3ヶ月に1回しか受けられないという制限もあるよ。自由診療の場合は1回あたり数万円かかることが多いね。
患者さんへの説明で『保険適用になるかどうか』の話をするのって、少し緊張しちゃいます。
患者さんは、きちんと自分の状態を知りたいと思ってるから、わかりやすく説明してあげることが大切だよ。あと、治療の頻度や必要な回数も話してあげると親切だね。例えば、赤みが強い場合は月1回のペースで数回受けてもらうとより効果を実感できるよ。
具体的にVビームの治療ってどうレーザーを当てるんですか?ちょっと怖そう…
赤みの強い部分に1センチほどの円形のレーザーを当てて、赤みの原因となる血管にダメージを与えるのだけど、冷却ガスが出るから痛みは昔と比較してかなり軽減されているんだ。それでも脱毛レーザーの痛み程度はあるよ。痛みは人によって感じ方が異なるので、その人にあった設定で治療をスタートするよ。
なるほど!Vビームで赤み治療した患者さんって、どんな反応が多いんですか?
「あ、赤みが薄くなってきた!」って喜ぶ人も多いよ。まあ、1回でも効果は実感できるけど、回数を重ねるごとに徐々に効果を実感できるんだ。不安な患者さんに、治り方や予想される痛みについてきちんとお伝えするのは、ナースとしての腕の見せどころだね!
ドクター、そういえば最近、Vビームの治療後に内出血(紫斑)が出ることを心配する患者さんが多いみたいです。YouTubeでも、照射後にお顔に紫の斑点が出ている動画が結構出回っていて…
確かに、以前は効果をしっかり出すために、少し強めに照射することがあって、紫斑が全体に出るほど強く照射するクリニックもあったんだ。でも、今のトレンドは『紫斑が出るほどの強さでは打たない』方法だよ。
へぇ〜!じゃあ、今はもっとマイルドに照射しているってことですか?
最近の治療では、治療効果をしっかり出しつつ、患者さんのダウンタイムは最小限に、というのがトレンドだね。紫斑が出るのは血管がしっかり破壊された証拠だけど、顔に紫色の斑点が出るのは見た目が目立つし、仕事や日常生活に支障が出てしまうからね。
それなら安心ですね。でも、患者さんにはどう説明したら良いでしょう?『動画で見たのに、私の治療では紫斑が出ないから効果が薄いんじゃないか』って心配されませんか?
その心配も、きちんと説明すれば大丈夫!『紫斑が出ない照射でも十分に効果がある』って伝えているよ。紫斑が出るか出ないかのギリギリの強さで、赤みを改善していく方法が主流になっていると説明すると、患者さんも納得してくれるはず。
なるほど!動画などでの紫斑がでているシーンを見て、不安に思いながら来院される患者さんも多いし、丁寧に説明するのが大事なんですね。
その通り!患者さんの不安を減らすのも、私たちの大事な仕事だからね。安心して治療を受けてもらうために、最新のトレンドもきちんと共有していこう!
ありがとうございます、ドクター!これで自信を持って説明できます!
渋谷スクランブル皮膚科でのvビーム(赤み治療)の詳細については、下記をご参照ください。