【コラム】Vビームで赤み治療ってどうなの?〜渋谷スクランブル皮膚科でドクターと新人ナースが語る〜

皆様に当院での治療をわかりやすく読んでいただけるコラムを作成しました。

ドクターとナースの会話形式で、読みやすいわかりやすい内容に仕上げております。

【コラム】Vビームで赤み治療ってどうなの?〜保険適応についてや、痛み・内出血(紫斑)について〜

登場人物

ドクター:渋谷スクランブル皮膚科の皮膚科医、どこかマイペースな性格。皮膚科専門医。

新人ナース:今年からドクターのクリニックで働き始めたフレッシュなナース。患者さんに喜んでもらいたいけれど、まだまだ疑問が多い。

ナース:「ドクター、Vビームって赤み治療に効果があるって聞いたんですけど、これって保険でできるんですか?」

ドクター:「おっ、いい質問!Vビームは赤み治療にとても有効なレーザーだけど、全部が保険適用になるわけじゃないんだよね。」

ナース:「じゃあ、どんな場合に保険が効くんですか?患者さんから聞かれたとき、うまく答えられなくて…」

ドクター:「保険が効くのは、いわゆる『疾患』として認められる場合だね。具体的には、単純性血管腫とか苺状血管腫などの血管腫、あとは毛細血管拡張症なんかが保険適用範囲に入るよ。鼻の周りや頬に毛細血管が目立つ部分があれば保険診療で治療が可能なことが多いよ。逆に、美容目的の赤ら顔治療は保険外になるんだ。」

ナース:「へぇ〜、じゃあ保険適用の赤みと美容目的の赤みって、見た目では区別つけにくいこともありそうですね。」

ドクター:「その通り!判断には診察が必要だし、患者さんに丁寧に説明することが大事だよ。ちなみに、保険診療だと費用は比較的抑えられるけど、自由診療の場合は1回あたり数万円かかることが多いね。」

ナース:「なるほど…。患者さんの相談に乗るときに、『保険適用になるかどうか』の話をするのって、ちょっと緊張しちゃいます。」

ドクター:「まあまあ、最初は誰でも緊張するよ!でも患者さんのほうがもっと不安に思いながら受診しているんだよ、ちゃんと自分の状態を知りたいと思ってるから、わかりやすく説明してあげるのが一番だ。あと、治療の頻度や必要な回数も話してあげると親切だね。例えば、赤みが強い場合は月1回のペースで数回受けてもらうとより効果を実感できるよ。」

ナース:「勉強になります!そういえば、Vビームってどんな風に治療するんですか?レーザーって聞くとちょっと怖そう…」

ドクター:「赤みの強い部分に1センチほどの円形のレーザーを当てて、赤みの原因となる血管にダメージを与えるんだけど、冷却ガスが出るから痛みは以前と比較してかなり軽減されているんだ。それでも脱毛レーザーの痛み程度はあるよ?痛みは人によって感じ方が異なるので、その人にあった設定で治療をスタートするよ。」

ナース:「なるほど!でも、Vビームで赤み治療した患者さんって、どんな反応が多いんですか?」

ドクター:「『あ、赤みが薄くなってきた!』って喜ぶ人も多いよ。まあ、1回でも効果は実感できるけど、回数を重ねるごとに徐々に効果を実感できるんだ。不安な患者さんに、治り方や予想される痛みについてきちんとお伝えするのは、ナースとしての腕の見せどころだね!」

ナース:「ドクター、そういえば最近、Vビームの治療後に内出血(紫斑)が出ることを心配する患者さんが多いみたいです。YouTubeでも、照射後にお顔に紫の斑点が出ている動画が結構出回っていて…」

ドクター:「おっ、その話題も出たか!確かに、以前は効果をしっかり出すために、少し強めに照射することがあって、紫斑が出ることも普通だったんだ。でも、今のトレンドは『紫斑が出るほどの強さでは打たない』方法だよ。」

ナース:「へぇ〜!じゃあ、今はもっとマイルドに照射しているってことですか?」

ドクター:「最近の治療は、赤みを抑える効果を狙いつつ、患者さんのダウンタイムを最小限にするようにしているんだ。紫斑が出るのは血管がしっかり破壊された証拠だけど、見た目が目立つし、仕事や日常生活に支障が出ちゃうこともあるからね。」

ナース:「それなら安心ですね。でも、患者さんにはどう説明したら良いでしょう?『動画で見たのに、私の治療では紫斑が出ないから効果が薄いんじゃないか』って心配されないかな…?」

ドクター:「その心配も、きちんと説明すれば大丈夫!『紫斑が出ない照射でも十分に効果がある』って伝えているよ。紫斑が出るかでないかのギリギリの強さで、赤みを改善していく方法が主流になっているって説明すると、患者さんも納得してくれるはず。」

ナース:「なるほど!YouTubeの動画に影響を受けちゃう人もいますから、やっぱり丁寧に説明するのが大事なんですね。」

ドクター:「その通り!患者さんの不安を減らすのも、私たちの大事な仕事だからね。安心して治療を受けてもらうために、最新のトレンドもきちんと共有していこう!」

ナース:「ありがとうございます、ドクター!これで自信を持って説明できます!」

渋谷スクランブル皮膚科でのvビーム(赤み治療)の詳細については、下記をご参照ください。